「リスクをとる」時に心にとめておきたい10のこと「コミットメント」

収入を増やす方法は、

サラリーマンなどの場合は、
残業するか、転職してもっと良い給料の企業で働くか、
もしくは、お金になる資格を取るか、出世を頑張るか・・・。

こんなところだろう。

しかし商売(ビジネス)の世界となるとそうはいかないことも多々ある。

目標を達成するために、やむを得ず危険を犯したり、賭けに出ることが必要な場面がある。

そうした決断を、人は「リスクをとる」という。

ビジネスの世界には当たり前にリスクは伴う。

例えば10億の売り上げを出す旅館があったとしよう。

それを20億にしたい。

という目標があったとする。

それはどうすれば良いか?

単純に、お客様を2倍にするか、

もう1店舗同じ旅館を作るしかない。

当然、同じ旅館をもう1店舗出すには、

「先に莫大な投資が必要だ。」

ある行動の結果がもたらす「利益」と「不利益」との可能性を吟味し、

不利益が生じる可能性があってもそうすべきかどうかを意思決定する。

リスクをとった結果、すべてが順調にいけば、

利益も満足感も大きいだろう。

逆に、うまくいかなければ大損することだってある。

ビジネスの現場のみならず、人生においてもリスク判断はつきものだ。

リスクを避けてばかりいては、

「大きなリターンはいつまでも見込めない」

リスクは「避ける」ものではなく、

「とって」なおかつ、

リターンを最大化するための「戦略」を練ることが必要なのだ。

今回は、リスク判断を行う際に、心にとめておきたいことの記事があったのでまとめた。

①◆できる限りの「可能性」を想像する

人がリスクをとりたがらない理由は、

「損をしたくないから」に尽きる。

たしかに「リスク(危険)」という言葉には、不必要な賭けで、確証のない不安定なチャンスに身を投げ出すようなイメージがある。

不必要な危険などないに越したことはないが、現実にはそうはいかない。

口を開けて待っているだけで、
行動を起こさなければ、リターンはいつまでも起きない。

「今、動かなければチャンスを逃してしまう」

という形で時間的な猶予が少ない場合に、リスクをとらざるを得ないことも多いだろう。

だけど、まず心に留めておきたいのは

「リスクをとるときには、事前に可能な限り、起こりうる事態を想定しておく」

ということだ。

当然のことだけど、

成功するチャンスを最大にするためには、

“予想されるマイナス要素を最小化する必要がある”

そのためには、後の展開を可能な限りシミュレートして「想定外」の事態をできるだけ減らしておく。

事前に対策が可能な要素については、出来ることを綿密に調整し、段階的にコミットを得ながら慎重に進めるべきだ。

簡単な例であれば、

例えば

「キーとなる人物への根回し」や
「プレゼンで想定される質問に対する回答の準備」

などもこれにあたるだろう。

ことわざでいえば「備えあれば憂いなし」ということになる。

②◆「最悪のシナリオ」は必ず想像しておくこと!

可能性を検討する際に、
特に大切なのは「最悪のシナリオ」を想定しておくこと。

これは、そうなった際の具体的な対応策を検討するためだけでなく、

「最悪のシナリオを想像しておけば、現実は、たいていそれより悪くはならない」

という前提で事態を推し進めるためにも必要だ。

「コップ半分の水をもう半分しかないのと、まだ半分もあると思う」という

「建設的な楽観主義」

と評した言葉は、
楽観が生み出す心の余裕が、良い知恵を生み出す環境を作り出すことにつながる。

リスクをとるとき
「最悪のシナリオを想像してみる」ことは、

万が一の場合にコップが「カラ」になった状態を想像しておくことだといえる。

もし、それが自分にとって「致命的」な状態なら、そのリスクをとるべきかどうか再考が必要かもしれない。

もし、そうでないなら、
現実のチャンスがわずかだったとしても、その実現に挑めるはずだ。

自分の心が折れないように準備をしておく。

これもリスクをとるときの考え方のコツだ。

③◆最終結果を重視して意思を貫く

たとえば、古く慣習化した非効率的なプロジェクト管理に疑問を持って、新しい方法を提案するとしよう。

脈絡もなく、ただ真正面から実行しようとすれば、たぶん、たちまち否定的な反撃にあうはずだ。

維持された現状に揺さぶりをかけようとすれば、
常に反対意見に直面するというリスクがある。

人は変化を嫌うもの。

新しいやり方を覚えるために苦労なんてしたくないし、まして成功が約束されていない新しい方法をとることで、失敗したくもないからだ。

これはいわば、障害物競走のようなもので、ゴールにたどりつくまでには、事前のネゴシエーションや交渉などを通じて、過程に立ちふさがる非難や不平をうまくすり抜けなければならない。

しかし、最も重要なのは、意思を貫きやり遂げることだ。

やり遂げて成功すれば、周囲の態度はガラリと変わる。

プロセスは無価値ではないが、周囲の人間にとって重要なのは「最終的な結果」である場合がほとんどだということを忘れてはいけない。

④◆事後報告の方が許されやすいケースもある

すべてを支配したがる人間でない限り、上司は小さな決断のためにいちいち相談しろとは言わない。

むしろ、特に重要でないことは、なんでもかんでも相談してくるのではなく、自分で判断する自発性を持ってほしいとも思っている。

それに、相談されていったん許可を出せば、その責任は上司にもかかってくる。

何かをやる場合に事前に許可を得ようとすると、何かと手続きが面倒になるのは、この「責任を持つ」というリスクがあるからだ。

もちろん、相談せずにやって失敗したら元も子もない。

独断で実行した人間の責任も倍付けだ。

しかし、許される範囲で、十分な根拠があるアイデアがベースにある場合、
つまり「自分の責任範囲で、想定されるリスクに対処できる」ことが明らかなケースならば、実行に移すべきだ。

事後であっても、報告は怠るべきではない。

自分が責任を持って仕事を進め、成果が出たのであれば、上司にとっては時間の節約になるわけで、許されるケースも多い。

また、うまくいけば自分の自信になると同時に、仕事の手腕を周囲にアピールできるというリターンもついてくる。

⑤◆仕事や生活のスタイルを変えてみる

普段の生活の中で身につけたクセや方法のほとんどは、自分に悪い影響をおよぼすものではない。

しかし、なかには自分の邪魔になるものが混ざっていることもある。

より良い方法が別にあるのに、
「いつもそうしている」という理由から古い習慣に固執してしまうケースだ。

仕事のスタイルを変えることは、能率を向上させるひとつの方法だ。

古い習慣を捨てる勇気を持てば、仕事だけでなく生活もいい意味で大きく変化するかもしれない。

また、いつも自分を見つめ直して変えることを習慣にしていれば、大きく賭けにでるときでも、すぐに体制を整えることができる。

⑥◆自分自身の概念を壊してみる

高いところが怖いと思っている人に、

「この木の枝の先に美味しい果物があるから、登っていって採ってきてくれ」

とハッパをかけても意味はない。

同様に、リスクをとることをできる限り避けたい性格の人というのも少なからず存在する。

しかし、それでもなお、リスクをとらざるを得ない状況がやってきたとしよう。

状況を受け入れるためにまずできることは、得られる可能性がある「リターンの価値」を正しく評価し、自分自身で納得することだ。

さらに、リスクをとるという考えになじむための策として

「自分の概念を壊す」

勇気を持ってみることだ。

頑固に守ってきた自分の習慣や価値観を一度、壊してみることで、今までにはなかった新たな評価軸が自分の中に生まれるかもしれない。

⑦◆過去の失敗や努力を見直す

「リスク要因を評価する」というと、つい自分の周囲にあるものにばかり目がいきがちになる。

しかし、実は自分自身が、最大のリスク要因になっているということもある。

たとえば、仕事に新鮮さややりがいを感じられず、能率が極端に落ちる「スランプ」には、多くの人が陥る。

この「スランプ状態」にある自分はリスク要因となる。

そんなときは、過去の失敗や努力を見直す時間をとってみてはどうだろう。

その際は、ただ漫然と過去を振り返るのではなく、そのひとつひとつに自問してみよう。

たとえば、

「なぜ、この案件はうまくいかなかったのか?」
「もう一度試してみたら、成功する可能性はあるか?」
「この結果から自分が学んだものは何か?」

といった具合だ。

失敗は往々にして起こるが、その経験をゴミ箱に放り込むだけではいけない。

失敗には、必ず何らかの理由がある。

過去の失敗や努力を見直して、その理由を把握しておくことは、自分の中にあるリスク要因を減らすための効果的な方法であり、次からリスクをとりつつ前進するための武器となる。

⑧◆ルールを知って、ルールを破る

リスクを不必要に恐れず、自信を持ってどんどん自分がやりたいことを実現できれば、どんなに気持ちのよいことだろう。

しかし、誰もが生まれながらにそうした自信を持っているわけではない。

石橋を叩き続けるだけでは、前に進めないのはわかっているが、やはりリスクをとることには抵抗がある。

だから、たいていの人たちは、疑問や不満や不都合を押し込めたまま、会社や上司のルールの中で仕事をし続けている。

でも、ここでちょっと考え方を変えてみよう。

今あるルールをすこし破ってみる程度のことも、考えようによっては「リスクをとる」ことなのではないだろうか。

そう考えると、前に進めそうな気がしてくる。

世に言われる成功した人の多くは、ルール破りの名人だ。

ITの世界なら、Bill Gatesだって、Sergey BrinやLarry Pageだって、みんな自分のアイデアに確信を持って、自分が破ることのできるルールを見抜き、それを実行している。

「小さな新興企業は、昔からある大企業に勝てない」

などというばかげたルールを、彼らは信じていなかった。

もちろん、破るべきルールを見分けるセンスは人それぞれだ。

しかし、ルールをよく知ることによって、もっと楽な気持ちで「ルールを破る」というリスクをとることができるのではないだろうか。

⑨◆他人の助けは期待しない

仕事で斬新なアイデアを思いついたのに、周りの反応が怖くて、結局提案できなかったということはないだろうか。

誰でも他の人から、馬鹿なアイデアだと思われるのは嫌だし、波風を立てたくないという気持ちも理解できる。

それに、「自分の直感」に常に絶大な自信を持てる人などそういない。

しかし、いい提案があるのに、会議の席でひたすら黙り込んでいる人がいるとしたら、もったいないなと思う。

「きっといつか誰かが気がつくだろう」

などと思っているのかもしれないが、他人の助けは期待しないことだ。

自分自身で実現しなければ、誰も実現してはくれない。

だから、自分のアイデアは、自分の直感を信じて、自分で売り込むしかない。

⑩◆失敗したらその経験を次に生かす

リスクをとってチャレンジした結果が思わしくなかったとしても、

「失敗した事実」にとらわれて、自分からハンディを背負い込むことはやめよう。

「リスクをとる」というのは「失敗する可能性を織り込んで挑む」こと。

つまり、そもそも

「失敗も想定内の結果」

として受け止められなければ

「リスクをとった」

ことにはならないのである。

むしろ不本意な結果から何を学べるかに意識を集中するべきだ。

状況は、常に変化する。

時間は、失敗をあなたと一緒に悲しむために、歩を緩めてはくれない。

「次の一手」に、そこから得られた知識をどう活用するかを考える方が、はるかに有意義だ。

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どうでしたか?

Awでいうリスクといえば、まずは「自家使用」で使う製品と

プレゼンできるように準備することくらい。

在庫持たずに
「自ら使っている製品が仕事道具になりうる」のも普通はありえない。

Awのクイーンクックなんか昔、欲しくてなけなしのお金で15万で買って累計何千万円のリターンを得たのだろう・・・笑

最初の大きなステップになる目標のピンレベルはSP(売上200万程度)

コンビニで言うなら、
潰れかけの店舗の毎月の売上だ。

この店舗をあなたが1年維持したら
ファンダーズPTで年収750万

この潰れかけの店舗をグループで

3店舗経営したら
エメラルドで年収1500万

6つ経営したら
ダイヤモンドで年収3000万

こんなオーナーのリターンは、普通あり得ない話だと思う。

一般の経営のコミットはある意味、命がかかっている。

例えば売上を2倍に上げようと思ったら、
“始める前に”それなりの投資が必要になる。

知り合いや、銀行からの借り入れに、人件費、店舗費、株主の評価・・・

採算が合わなければ破産。クビ。

絶対に成功する必要がある中で動いてるのがビジネス。

Awのコミットといえば、自分にたいして決めた意志と、月内までに決めた売上を上げるだけ。

収入を2倍にするのに、
人件費も、店舗費も、設備投資も一切いらない。

新たなスポンサリングを頑張って人数を増やすだけで良い。

当然、破産もなければ、クビもない。

要するに、決めたら後はやるだけ!!

リスクはないが、

「覚悟」が必要。

僕はココ最近で「コミットメント」の重要性が心に染みて、また一つ理解できました。

それではまた!

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